【高松市】温泉郷63年の灯が消える 昭和風情溢れる老舗食堂の営業もあと数日で惜しまれつつ閉店 「赤松食堂」

大幅な開発が進む高松市南部の塩江温泉郷ですが、開業63年を経た老舗の食堂が2025年11月末に閉店されるとの事で、食べ納めに行ってきました。

■赤松食堂

場所は道の駅塩江から東に200メートルほどの県道193号線沿いにあります。

赤松旅館と併設された食堂で、駐車場はお店の左右に各数台。普段はタイミングによっては連なって車が通るので出入りに気を遣うやも知れませんが、幸いにも東西で道路工事を実施しており、通行が断続的なので車も停めやすいです。

どちらを見渡しても昭和感溢れる店内。

平日お昼前の訪問でしたが、近所の方達や閉店の噂を聞きつけた若い人達でたちまち一杯になっていました。

入口のおでんはセルフサービス。

肌寒くなって来た昨今、塩江温泉郷では辺りは紅葉している中、懐かしさを感じる空間で熱々の出汁の染み入った大根とコンニャクを頂く幸福感。

ゴロゴロとした大きなチャーシューが3つも乗った天津飯風の「ちゃぁどん」880円。

チャーハンとあんかけ玉子丼のハイブリッドで、こちらの名物メニューのひとつです。

塩味の程良い優しい味わいながら食感の良いチャーシューがアクセントとなって、この店ならではの味わいを醸し出しています。

昨今見ないような、分厚いチャーシューが食べ応え良あり。

「チャーシュー麺」1300円。

お二人でお店を営業されているので、席が埋まって来ると中華そば系は「お時間掛かりますよ」と注意が促されます。

しばらくして運ばれてきたのは、懐かしいながらもチャーシューで丼が覆われたリッチなビジュアルの丼。

シンプルな見た目ながら、この内容なら納得のいくお値段です。

コチラも肉厚の食べ応えあるチャーシューがゴロゴロ。

中華そばも懐かしいサッパリとした味わいながらもしっかりとした食べ応えを感じる程良い味わいで、濃い目のしっとり系チャーシューがアクセントとなって大満足の一杯として頂けます。

お会計は帰りに自己申告でのお支払いです。(PayPayも使用可)

材料費高騰とご高齢の為の閉店だそうです。

塩江周辺改修後はお洒落な温泉街に舵を切るのかも知れませんね。

今後この様な風情を残す美味しいお店は益々少なくなっていく事でしょう。気になった方は、あと数日の機会を堪能してはいかがでしょうか。

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