夕方に牟礼の塩江屋島西線を通るたびに思っていた事がひとつ…。

この店、ずーっと満車！！

こぢんまりした雰囲気と、昨今にしては飾り気の少ない外観。

常連様御用達のお店なのかなと感じていた点も、足を遠のかせる要因の一つでした。

しかし、この日はついに気になるお店へ訪問！

開店前に一台だけ駐車場で待つなんて気恥ずかしいなぁという杞憂をよそに、既に何台もの車が！

その後も次々と車が訪れ、午後5時前には店の前の駐車場はなんと満車。

開店前からお店の人が出て来て人数と順番を確認してくれるので、開店時間の5時まで車内で待機します。

店内は座敷席が三卓とカウンター席のみ。

我々は二人連れだったのでカウンター席に着きました。外観の期待に違わぬ昔ながらの個人店的佇まいです。

このあと車で待機していた人達が一斉に入店し、開店後、即満席に。凄い人気振りです。

カウンター上に置かれた鉄板。

二人で一つを使うシステムの様です。丁度良い塩梅ですね。着席時にはキャベツの付け合わせが既に用意されています。

お肉のラインナップとしては、大規模なチェーン店とは異なり厳選部位を出してくるパターンの様です。

色んなバリエーションのお肉を楽しむというより、美味しい部分をたっぷり頂いて満足させるという事でしょうか。

期待が高まります。

取敢えず、ハラミとホルモンを。

サシの入った肉を好む方も居ますが、肉の旨みを蓄えたこの赤身肉は、しつこくなく食感も抜群。普段は苦手なハツも、ココのは美味しい！

殊更にブランド牛をうたってはいない様ですが、肉質の違いをド素人の私でも感じられる程です。

お肉はタレで提供されます。

コレだけで十二分に美味しいのですが、更に追加で三種類のトッピングを出してくれました。

コチュジャン、ニンニク、ショウガの三種類。

常連さんはこれらのトッピング具合で自分専用のお好み味を把握できているそうです。

気さくな店員さんが、初来店の我々に色々とお話してくれました。

因みにこのトッピングは利用後、回収され、各テーブルを廻ります。

追加でカルビとロースを。どれも食感と味が一味違う！

野菜スティック。

異質なお洒落メニュー。ガッツリこってり食べ尽くす男性陣以外にも優しい、箸休めにピッタリの一品。

昨今のSNS映え的方向性から外れた実直な雰囲気と内容の、常連に愛される個人店。特徴は何かと聞かれると難しいけれど、昔ながらの雰囲気と美味しいお肉を多くの人達に愛され続ける人気店。

魅力は行けばきっと理解出来ることでしょう。

「焼肉ジャン」の地図はこちら↓↓↓

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