【高松市】高松・片原町の老舗餅店「ヱビスヤ本店」116年の歴史に幕 店頭にお知らせが掲示されていました
高松市中心部の商店街に長年親しまれてきた老舗餅店「ヱビスヤ本店(エビスヤ)」が、2026年2月28日をもって閉店することが発表されました。

明治時代に創業し、100年以上にわたって地域の食文化を支えてきた名店の閉店に、地元からは惜しむ声が広がっています。
店頭には閉店のお知らせが掲示されていました。

ヱビスヤ本店は1910年(明治43年)創業。高松市の片原町商店街に店を構え、餅や赤飯、和菓子を中心に販売してきました。なかでも、香川県の郷土料理として知られる「あん餅雑煮」用のあん入り餅は冬の定番として知られ、地元客だけでなく観光客や県外からの注文も多い看板商品でした。
店内には喫茶スペースも併設され、季節限定の甘味や夏のかき氷などを楽しめる場として、買い物途中の休憩や待ち合わせ場所としても利用されてきました。こうした“日常に溶け込んだ存在”だったことも、今回の閉店が大きな話題となっている理由の一つです。
閉店の背景には、従業員の高齢化や原材料価格の高騰、事業継続の難しさなどがあるとされています。長年店を支えてきた店主は、さまざまな事情を踏まえたうえで閉店を決断したと伝えられています。
発表後、SNSなどでは「子どもの頃から通っていた」「正月のあん餅雑煮はエビスヤの餅が定番だった」といった声が相次ぎ、閉店前に最後の味を求めて来店する人の姿も見られます。
高松市中心商店街は、丸亀町や兵庫町などとともに市街地のにぎわいを支えてきました。その一角を担ってきた老舗の閉店は寂しさを残しますが、116年にわたり受け継がれてきた味と記憶は、これからも多くの人の心に残り続けることでしょう。
閉店まで残りわずかとなった今、ヱビスヤ本店の味を改めてかみしめたいところです。
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