【高松市】日本のお城の様な一棟貸切プライベートホテルで素晴らしい建築×工芸品×和の美食に浸る…「穴吹邸」の『さぬきの午餐と晩餐』に参加してきました!!
高松市片原町から浜街道瀬戸大橋通りに向かう高松競輪場西の角地に、まるで日本のお城の様な素晴らしい邸宅があり、通りがかりに見かけて大変驚かれた方も多いのではないでしょうか。
こちらは、元々築50年余の建築会社創業者の私邸であり、現在は、1日1組限定ホテル「穴吹邸」となっている宿泊施設なんです!
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普段は宿泊客しか中には入れないので、香川県民が気になってはいてもなかなか見学できる機会はないのですが、今回、たかまつ工芸ウィークというイベントの一環で中で、ランチやディナーを頂けるというイベント『さぬきの午餐と晩餐』が開催中ということで、喜び勇んで申し込んでみました。
「穴吹邸」
1970年に先々代の穴吹工務店創業者が建てた邸宅で、現在は一棟貸切りのプライベートホテルとして運営されています。
因みに一日9人まで宿泊可能で、費用は40万円弱~。
その世界を少しだけご紹介させていただきたいと思います。
玄関には工芸ウィーク用に展示された讃岐獅子舞用のり染とイサム・ノグチのランタン。
華やかな、香川県ならではの模様に圧倒されました。
本日のイベントはルーム案内と、高松市番町にある日本料理店「粋香(すいこう)」の食事。(この日は昼の部、ランチで伺いました)
興味津々で玄関をくぐり、一階奥の和室で案内開始時間まで一休みさせていただきました。
高松の一等地でこれ程贅を凝らした邸宅は他に無いでしょう。
昔は庭にいくつもの池が有り、錦鯉が泳いでいたそうです。
2階にあるハイセンスな宿泊用の客室をご案内いただき、離れの露天風呂も拝見。
湯舟は庵治石製だそうですが、そんなの見たのは、道後温泉の皇族用「御湯殿」以来です…!この世界に心から没頭したい。
勿論サウナも完備。なんと薪で温めるこだわりよう。
そして参加者揃ってリビングの長机でランチの開始です。この日はお弁当スタイルでした。
お味噌汁の風味豊かな味わいはもちろんのこと、鉄粉を混ぜた漆塗りの器の口当たりもお見事。
穴子と鰆のお寿司をはじめ、鱧の南蛮漬けや牛しぐれ煮など、ぎゅっと詰まったお弁当ランチはどれも絶品ながらお腹いっぱいに。
コチラも特別な技法で作られた工芸品の器に乗ったデザートの栗のようかん。
宿泊客以外の施設開放は今回初めての企画だったそうですが、宿泊はちょっと縁がない我々香川県民でも、贅沢なご褒美ランチやディナーで一度は訪れてみたい場所です。
来年(2025年)もまた開催されるよう望んでやみませんし、その際は是非こちらでもご案内させていただきたいと思います。
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