【さぬき市】話題の新しいカフェ「時の納屋」からのお散歩に 岬の隠れた観音像「長ぞわい観音」をご紹介します!
大串半島に2024年6月30日、おしゃれなカフェ「時の納屋」がオープンし、話題になっていますね。
「時の納屋」の記事はこちら↓↓↓
【さぬき市】最高の眺望!!2024年6月30日にオープンした新カフェ「時の納屋」に行ってきました! 店横まで行ける車椅子利用者の為のおもいやり駐車場もあり
素敵なカフェタイムを堪能した後、せっかくなので周囲を散策してみようと半島を廻ってみました。
5分ほど歩くと、「長ぞわい観音」なる看板を発見。見知らぬ観光スポットを求めて小雨の中進んでみました。
暫く坂を下ると、開けた円形の空間に全長7Mほどの観音像が出現。
元々は近隣の漁師が建てた観音像を移築したもので、「ぞわい」とは瀬戸内海近辺の方言で、岩井志麻子氏の著書によると、潮の引いた時にだけ現れる岩礁の事なのだそうです。
「大串半島の観音」というそのままの名前でしょうか。
この開けた土地は、幕末騒乱の際に藩の命令で建造された砲台跡との事。
芝生公園のカフェ「時の納屋」から階段を北に下ると狼煙台後が残っていますが、それと対になる施設があった場所の様です。
あまり語られることの無い讃岐の幕末史ですが、この地理的特性を踏まえた郷土史は観光発展の礎として、もっと周知がされても良い気がします。
海上交通の安全と大漁祈願で作られたという「長ぞわい観音」。
元の小さい観音像は今も断崖下の岩礁にひっそりと鎮座していますが、現在の像は、1988年に大きく威光を表す形でこの地に建てられ、材質は庵治石で出来ているそうです。
分岐の道を北に進むとテアトロンの裏口に到着。
妙な接道だなと思い、帰宅後google mapで確認すると、道中の隠れた分岐から大串美咲展望所に辿り着けることがわかりました。
再開発された大串半島に遊びに行った際は、ぜひ 周囲も 散策してみてはいかがでしょうか。
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