【香川県】50年に1度の秘仏御開帳で、瞬きする弘法大師に会えるかも!?「善通寺 弘法大師生誕1250年祭」が賑わっています!

四国霊場八十八カ所を世界遺産に登録しようとする機運高まる昨今、弘法大師生誕1250年記念として、善通寺市では様々なイベントが行われています。

普段は入れない五重塔は地震で倒壊しない様、免震構造として心柱が上から吊られているという、昔の職人さんの技術が如何なく発揮された構造なのですが、内部に入って初層と第二層まで上がれる特別公開日があります。少し離れた一時間無料の市営駐車場から歩いて南側から境内に入ると、五重塔前には結構な行列が。

今回、弘法大師空海御誕生1250年を祝して、特別に公開されています。今後の公開日は2023年6月14日・15日。拝観料は一般300円、高校生以下100円、小学生未満無料で、公開時間は9時~16時、受付は15時半までとなっています。50年に1度しか公開されないという、「秘仏瞬目(ひきめ)大師像」御開帳を一目見る為の訪問です。

県外の方に四国霊場を語る時の為に、各寺の秘仏やイベントは出来るだけ観ておくのも良いのではないでしょうか?弘法大師生誕1250記念グッズも沢山取り揃えられていますが、ぐっとこらえて「瞬目大師像」の特別拝観受付へ。

大学生以上2,000円(高校生以下無料)で本堂地下の御影堂の戒壇めぐり、宝物館チベット密教展、そして瞬目大師像特別御開帳の拝観料となります。

本堂と御影堂で拝む以上の体験は初めてです。

普段は瞬目大師像が奥に鎮座しているという御影堂の中では、大勢が御祈祷しておられます。

それを横目に、下足袋を受け取って御影堂拝観の列へ。

高野山はじめ、大きいお寺には備えた所もある施設なのでしょうが、この緊張感が持続する体験は久しぶりでした。

中々余所では味わえない感覚です。その後、出口からスリッパを履いて宝物館の方へ。チベット密教との繋がりを展示したものだそうです。その分野に造詣が深ければ、感動もひとしおでしょう。

時代を感じる精緻な仏像の独特な雰囲気の魅力を感じるに留まってしまいます。

こんな時に、知識は人生を豊かにするものだと実感します。そしていよいよ、普段は下をくぐる渡り廊下を伝って聖霊殿へ。

弘法大師肉筆と云われるお姿の損傷を防ぐ為、暗幕を潜って堂内へ。

中ではお坊さんが一堂に由来を説明されており、一通り終わると拝聴者が退出するというシステムです。

土御門上皇がご覧になった際に大師像の目が瞬いたとの逸話から瞬目大師像と云われる様になったそうですが、ぼんやりとした空間で観る弘法大師像を見つめていると、確かに瞬きする様な心持になる様な気がしてきます。

出口では全員に錫杖祈祷もして頂き、観覧は終了となります。入場時に頂ける袋には、瞬目大師の特別な御朱印と弘法大師生誕1250年記念のリストバンドが入っていました。

拝観時に付けてもらえる紙の入場者用リストバンドといい、気の利いたお土産と云い、神社仏閣イベントとして、思い出に残る参拝となりました。

平安時代に描かれた歴史上の偉人の肉筆をその目に見る機会は、2023年6月15日まで!

次回予定は2073年ですよ!

↓↓↓  「善通寺 弘法大師生誕1250年祭 秘仏瞬目大師像特別公開」はコチラ   ↓↓↓

歌子

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