【高松市】屋島に登ったら訪れたい。山上で古代ロマンに思いを馳せる「屋嶋城」

年末年始の運動不足を解消すべく、屋島山上へと出掛けてきました。

山上をぐるりと廻るにあたって、中継ポイントとして目指すは久しく訪れていなかった「屋嶋城」です。

2016年に復元された城門ですが、それ程観光客の興味を得るには至っていないのが悲しい現実。

ですが、古代城の遺構マニアにはたまらない魅力ある石積みの壁になっているんですよ。

別日の写真ですが、屋島南面のほぼ中央に構えた遺構だけあって、高松平野を一望出来る絶景ポイントでもあります。

そもそも、1998年、地元の好事家によって近辺に石積跡が発見されるまで、大正時代に一部の痕跡が見つかった以外は、日本書紀の記述に名前を残すだけの謎の城であったこの屋嶋城。

未だ全貌がつかめてはいないそうですが、屋島の特徴である台状地形を活かした天然の要塞であったであろうと云われています。

この様に整備される前には、周辺に赤色をした拳サイズの石が乱雑に転がっており、それらは投石用の武器だったと聞いて、無造作かつ壮大な史跡感を覚えた記憶があります。

歩道も整備され、下って行くとレグザムフィールドから続く登山道の途中に繋がります。

しかしながら、登山道合流までの急なこと!古代人が現代人より健脚だった事を差し引いても、容易に攻略出来る場所では無かっただろうなと身に沁みます。

もっとも、この頃の古代城は戦国時代の天守閣と違い、城壁内側に生活圏をもつ構造であった為、日常的に下山する事はなかったのでしょうけどね。海に囲まれてた頃ですし。

ミステリアスな魅力を持つこちらの観光名所。ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

↓↓↓郷土を愉しむ為に史跡を歩いてみよう「屋嶋城」はコチラ↓↓↓

歌子

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